代理戦争 2012 7 14

 日本でも、よく報道されるシリア情勢。
これが内戦で終われば、「まだ、まし」と言えるかもしれません。
 2012年7月14日の国際戦略コラムでは、このような記事があります。
「シリア政府軍は、今のところ優勢であるが、
反政府軍も、欧米諸国とスンニ派諸国の支援を受けて、
徐々に力を付けてきた。
 これに対して、シリア政府を支援するロシアは10日、
ロシア海軍の北方、バルト、黒海の3艦隊所属の
大型対潜艦や大型揚陸艦など6隻が同日、
シリア西部タルトスのロシア海軍基地に向けて、
一斉に出港したと発表した。
 ロシアでも強力な海兵隊を積んでいるので、
どのような状況になっても対応できる体制を作るようである」
(以上、引用)
 シリア内部で内戦をやっている分には、
大きな戦争にはつながりませんが、
以下のような構図になったら、要注意です。
 シリア政府軍(ロシア、中国、イラン)
 反政府軍(欧米、アラブ諸国)
この構図には、イスラム教の「スンニ派」対「シーア派」という積年の対立も含まれています。
 最初は、代理戦争で始まっても、
結局、大きな戦争になってしまった。
それが、最悪の展開です。























































トップページへ戻る